牛乳を飲まない方が良い理由
2024/07/24
それでもあなたは牛乳を飲み続けますか?
牛乳を飲まない方が良い理由
給食で牛乳を出さなくなった自治体が全国で相次いでいることを、あなたはご存知でしょうか?
毎日牛乳を飲んでいる中高年は多いですが、好きだからというよりは、カルシウムをしっかり補給して骨粗鬆症を防ぎたいという方が多いのではないでしょうか。
ところが実際には骨粗鬆症を防ぐどころか、より高確率で骨粗鬆症になる!と聞いたら驚くのではないかと思います。
牛乳は元々、牛の赤ちゃんのためのものです。だとしたら仔牛が成長したら、もうお乳は出なくなるはずですよね?
でも実際には牛乳はずっと出続けていて、毎日絞られて出荷されています。
それは女性ホルモンが投与されているからなのです。そしてその女性ホルモンが牛乳に微量ずつ混じっていて、それが女児の初潮年齢を引き下げ、男子の精通年齢を引き上げていると言われています。
そして大人が飲み続けた場合、男性には前立腺肥大が起こりやすく、女性には乳がんが起こりやすいことが指摘されています。
骨粗鬆症の予防に効果があるのであれば、牛乳消費量の多い国では骨粗鬆症患者は少ないはずですが、実際には牛乳消費量の多い国ほど骨粗鬆症患者も多いという統計結果が出ています。ということは、骨粗鬆症予防のためのカルシウム補給源として、牛乳は良くないと言わざるを得ません。
ではカルシウムは何から摂れば良いのか?
日本人は古来より小魚や貝類を多く食べてきました。古代遺跡に貝塚があることがそれを証明しています。そして小魚、特にイワシはビタミンC以外の栄養素を全て含む素晴らしい食材です。
また、切り干し大根などの干し野菜は、生で食べるよりも遥かにたくさんのカルシウムが摂れます。プラントミネラル、つまり植物性のミネラルは吸収率が良いこともわかっています。
戦後、日本の食は欧米化が進み、様々な問題が起きてきています。
和食が健康的な食事であると話題になったことも記憶に新しいですね。
同様に地中海食も健康的な食事とされていますが、日本人にとっては和食が最も体に合っているのです。なぜなら過去数万年の歴史の中で、和食が合う者が生き残ってきたからです。
西洋人にとっては小麦とオリーブ油、ワインをベースにした食生活が連綿と続いてきて今があり、それが合わない者は既に淘汰されている。それと同じことが日本人にも言えるわけです。
西洋人には消化できない海苔を、日本人は消化できます。
縄文時代よりもさらに古い、数万年の昔からの食習慣が今の私たちの体を作っているとしたら、戦後になって急に増えてきた小麦粉、植物油脂、牛乳、などの食材はあまり食べない方が良いのです。
今回は牛乳を飲まない方が良い理由について述べてみました。
戦後変わってしまった食生活の悪影響についても具体的に言及していきたいと思います。
今回はここまで。またね。